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野球練習バッティングの技術

野球練習バッティングの技術BATTING

野球練習バッティングの技術


目的別の練習方法

ペッパー
相手が投げたボールをバットで軽く打って相手にかえすことをくりかえしていく、野手と打者のキャッチボール。投げ手を2人んして交互に打ち返したりライナーで打ち返してみるのもよいです。

ティーバッティング
正面においたネットに向かってトスしてもらったボールを打ち込み、バッティングフォームを体に覚えさせます。

トスバッティング
やや離れた位置からボールを投げてもらい、バットを確実にミートさせます。スイング始動のタイミングがチェックできます。打席内に立って打ち、ヒット性の当たりかどうかわかるようにするといいです。

フリーバッティング
試合と同じか、それよりも近い位置からボールを投げてもらい、ヒットを狙って打つ実戦練習。バッターは試合の場面をイメージして1球1球丁寧に打ちましょう。

バッティングセンター
ボールをよく見たり、ミートポイントをつかんだりするのに、バッティングセンターはとても便利な練習場所です。苦手コースの克服など、工夫しだいでいろいろなトレーニングが行えます。

素振りをする

丁寧な素振りを続けて行う
バットの素振りは、正しいバッティングフォームを身につけるうえでもっとも大切な練習です。体がうまく動いているかを細かく確認しながら1回1回丁寧に振るようにします。さまざまな場面を頭の中でイメージしながら素振りをすることも大切です。

鏡の前で素振りをする
頭から足元まで全身がうつる鏡やガラス戸の前で素振りをして体の軸がぶれてないかをチェックしましょう。

コース別の打ち分け方を練習しましょう
内外角と高低に分かれた9つの丸を描いて、それぞれのコースのボールに対するスイングを練習しましょう。

頭の中で試合の場面を想像してみましょう
いろいろな試合場面を考えて素振りをするといいです。速球投手やボールカウントを想像するもいいです。

速い球と遅い球の打ち方

打席のいちばん後ろに立って振り遅れないようにする
速いボールを投げるピッチャーと対戦するとき、いつものバッティングではどうしても振り遅れてしまうことがあります。その時は、打席の後ろのほうに立つようにしたり、バットを寝かせぎみにしたりする工夫が必要です。打席に立って構えたときに振り遅れないという強い気持ちをもつことが大切です。

丁寧なスイングを心がけよう
速いボールを打つことになれてくると、今度は遅いボールにタイミングが合わなくなるという場合が出てきます。また遠くに飛ばしてやろうと力んでしまい、バットスイングが乱れて当たりそこねの打球になってしまうこともあります。その時は、打席での立ち位置を前の方にうつしてタイミングを合わせたり、バットを短く持って丁寧に振ることを心がけます。確実にバットの芯に当てる気持ちをもちましょう。

コース別のボールのとらえかた

素振りではよいスイングができているのに、ピッチャーに対するとフォームが乱れるというケースがよくあります。バットに当てなくてはという意識が強すぎるためで、トスバッティングでの打ち込み練習のとき、力まないように練習しましょう。

外角の球
ホームベースの外側に近い方を通る球。打席内で立つ場所は、腕を伸ばしたときに外角の球に対してバットが十分届くかどうかで決めるようにしましょう。

内角の球
ホームベースの内側に近い方を通る球。体に近い分、より大きな力を伝えることができ、長打になるケースが多いとされるが、内角打ちが苦手な人も多いです。

外角高め
バットのヘッドの部分を少し立たせて、グリップが少し外側をまわるようにスイングします。ヒジを伸ばす動作で打ちにくいとボールの勢いに押されてしまいます。

内角高め
うまくとらえられれば長打になりやすいが、から振りすることも多いです。バットのヘッド部分を立たせてグリップを近づけ、腰の回転で打つようにします。

外角低め
目からもっとも遠い位置にくる球なので、もっとも打ちにくいコースとされます。グリップを体からはなして、上半身を少したおすようにしてスイングします。

内角低め
腰の鋭い回転で打つのは内角高めと同じです。バットのヘッドを下げて打つが、下げすぎると芯でとらえにくくなります。ミートポイントを少し前にしましょう。

フォロースルーからフィニッシュ

両ヒジを伸ばすようにしてバットを振り、ボールに力を伝えます。バットにつられて体が前のめりにならないように足を踏ん張ります。両肩を回転させながらバットを最後までしっかり振りきります。背中にバットがふれるようなフィニッシュを目指しましょう。バッティングの終わりへと向かうスイング後半の動作を「フォロースルー」といいます。外野のほうまで打球を飛ばすためには、ボールの勢いに負けずにバットを前に向かって押し出すような力強いフォロースルーが必要です。

スイング

ステップまでの間にたくわえておいた力をバットにうつす動作がスイングです。ステップの終わりにバットをどのコースに出すのかを判断します。腰を回転させてスイング動作をスタートさせます。腰を回転させながらバットのグリップをボールに向かって押し出します。両肘を伸ばすようにしてバットを振りボールに当てます。ここでダメなのはグリップが出る前からバットを振り始めてしまっているスイング。バットが遠回りして振り遅れが多くなります。またはスイングする前に重心が左足のほうへうつってしまっている。力が逃げてしまって強い打球が打てなくなります。

ステップ

初心者は、振り遅れまいとテイクバックの後、すぐにスイングに入る傾向が強いです。足を踏み出すまでバットを動かさないことに気をつけましょう。テイクバックやステップするタイミングを早くすれば振り遅れもなくなります。テイクバックが終わったところでいったんとまり構えます。かかとをおろしながらゆっくりと左足を前方にすばらせます。重心を右もものあたりに残しつつ左足で踏ん張って止まります。

テイクバック

ピッチャーがモーションに入ったらバッティングを始めます。その最初の動作をテイクバックと呼ばれています。体をねじってパワーためる動きですが動作が不十分だとバットのスイングスピードが遅くなり強い打球を打つことができないです。リラックスして構えます。重心を体の中央においてバランスを保ちます。ピッチャーが足を上げ始めたら、左ヒザを後ろに引き体重をのせます。かかとを少し上げて足をすべらせるようにして後ろに引き寄せていきます。最後に両肩を少しねじります。左ヒジを後ろに伸ばしすぎないようにしましょう。

バットスイング

バッティングは、体の軸を回転させるスイング動作です。バットにボールを当てることだけに意識がいきがちですが、腕の力だけでバットを振ろうとするとうまくいきません。体全体の力を使ってバットを振ることに意識を集中しましょう。基本としては、バッターボックスに立ったら力みのない大きな構えで投球を待ちます。バットを引きパワーをためましょう。バットを振る前にステップをとります。バットスイングはコンパクトにパワーを逃がさないように振ります。

打席での構え方

バッターボックスに入ったらバッティングの構えに入ります。顔の向き・足の開き・バットを構える手の位置など気をくばってボールを打つための体勢をしましょう。素振りの練習をするときも1回ごとに正しく構えているかチェックしましょう。バットを構えているときに力が入ってしまっていると体が硬くなってバッティングもぎこちなくなってしまいます。余分な力を抜いておくようにしましょう。注意することは、バットのヘッドが投手の方に入りすぎないようにする・腕を前にむけて両目でしっかりピッチャーを見る・グリップエンドを肩の脇におく・腰を少し落としてヒザを軽く曲げる・両足を肩幅よりやや広く開くことです。

バットの握り方

バットの握り方は、いろいろありますが、最初はハンドグリップで握るようにいたします。バットを振ったときにグラグラしないように両手で絞り込むように握り締めます。しかし、あんまり力を入れすぎると腕が力んでしまいバットを早く振ることができなくなってしまいます。毎日バットの素振りを何回も練習して力加減を体で覚えましょう。バットも自分の体にあったものを選ぶといいです。右利きの人の場合は左手を手前にして指を軽く曲げた時にできるシワのあたりに合わせるようにグリップを手のひらにおきます。小指の外側がグリップエンドにふれるようにします。小指から順番にグリップを握り締め、手のひらの部分で握り締めます。親指は人さし指の上におきます。

野球合宿連絡先:0494-54-0963


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