本文へスキップ

ベースランニングの技術

電話でのお問い合わせはTEL.0494-54-0963

〒369-1802 埼玉県秩父市荒川上田野1743-1

ベースランニングの技術について



ランニング

スライディングの種類

ストレート・スライディング
一方の足を折り曲げて、両足が4の字の形になるようにしてすべりこむスライディング方法。伸ばしている足の裏でベースにタッチする。

ヘッド・スライディング
姿勢を低くして、胸を地面にすべらせるスライディング方法。伸ばした腕の手のひらでベースにタッチします。走りながらしっかり腰を落とすのがポイントです。

フック・スライディング
股を広げるようにして足からすべりこむスライディング方法。一方の足のスネや足の甲でベースをけるようにしてタッチします。難易度の高い方法です。

ランニング

スライディングの方法

ランナーが進塁しようとして、ベース上で相手野手とのクロスプレーになりそうなときに使う走塁のテクニックが「スライディング」です。スライディングの基本は以下となります。
1)体を起こしてスライディングに入るタイミングに向かいます。
2)スピードを落とさずに一方の足のヒザを曲げていきます。
3)重心を後ろにして腰を落とします。手を先に地面につけないことです。
4)曲げた足のスパイクの上に尻が乗るようにしてすべりこみます。
5)伸ばした足のうらをベースに押しつけます。
6)ベースについたほうの足のヒザを曲げて体の動きを止めます。

ランニング

フライでの動き方

ノーアウトかワンアウトで外野に大きなフライが上がったら、ランナーは外野手の落球に備えて「ハーフウェイ」のポジションで打球を見るようにします。ハーフウェイとは進塁するにも帰塁するにもつごうのよい塁間の場所のことです。打球の方向によって場所が少しずつ変わってくるので、あらかじめ、どのあたりに立つのかをしっかり確認しておきましょう。守備と同じようにランナーも、次のプレーの予測をすることが重要です。打球がこうきたらこう動く!と考えるように動きましょう。

ランニング

ゴロの打球の走り方

内野にゴロが飛んだ場合、進塁すべきか帰塁すべきか判断に迷うケースがあります。アウトにならないことに気をとられすぎると進塁のチャンスをのがすことになります。打球の方向別の判断方法を頭の中にしっかりといれておいてランナーに出た時には必ず確認するようにしましょう。


ランニング

二塁へのベースランニング

ベース間を走るときはリードで構えた時の低い姿勢を変えずに、少し体を前にかたむけながら走ります。腕をしっかり振るようにすると足の回転も速くなりバランスもうまくたもてます。けん制球がくることを考えながらピッチャーの動きに集中します。ピッチャーの足が大きく上がったら右のつまさきを外に向けて向きを変えます。体が起き上がらないように気をつけながら左足を踏み出してスタートさせます。腕をしっかり振って走るスピードを一気に上げます。


ランニング

三塁ランナーのリード・タッチアップ

三塁ランナーがいる場面では、相手チームはものすごく警戒します。この場合では、けん制球では絶対にアウトにならないようにしましょう。アウトになれば得点のチャンスが逃げて味方チームの雰囲気を悪くしてしまいます。ラインの外側に立ちます。ライン上で打球に当たってしまうと守備妨害になってしまいます。ツーアウトの時は少し後ろに下がって本塁突破に備えます。けん制球がくることに気がついたらすばやく体の向きを変えてベースに戻ります。タッチされにくくなるようにサードに背中を向けて右足を出してベースを踏みます。


ランニング

二塁ランナーのリード・帰塁

二塁や三塁にランナーがいることを「スコアポジション」といいます。二塁ランナーとなった場合は、得点のチャンスを生かすために、きちんとリードをとっておく必要があります。不用意なリードをして、けん制球でアウトにならないようにベースに戻れる気持ちをもつようにします。左足に重心をおきながらピッチャーの動きを見ます。ピッチャーがけん制球を投げる動きに入ったら素早く体の向きを変えベースに戻ります。ピッチャーの動きに注意しながらセカンドやショートも意識するのは難しいことなので二塁ベースからのリードは短め、余裕をもって足から戻れるところまでにするように練習をしましょう。


ランニング

一塁ランナーのリード・帰塁


一塁ランナーは、ベースを踏んだままサインと相手の位置を確認し塁から離れる。ピッチャーを見ながらベースから離れる。ピッチャーの動きに集中して帰塁しやすいように左足に重心をおきます。サイドステップして二塁方向へ一歩分進みます。この距離がリードの目安になるのですばやく帰塁できるように頭においておきます。ピッチャーがプレートに足をかけたら腰を落として構えます。
監督から盗塁のサインが出ていなければ戻りやすいように左足に重心をおいておきます。ピッチャーがこちらを向いたらすばやく一塁に体を向けます。スライディングですばやく一塁ベースにタッチします。ベースについた右手は起き上がって足で踏むまでは絶対にはなさないようにしましょう。


ランニング

ベースランニング


一塁へ向かうランナーはスタートをきりながら打球のゆくへを見て、それにあった走り方をします。ランニングのルートは、どのルートでも全力で走ります。ベースの間際であわてないように何度も練習をして自然な足の運び方を身につけておきましょう。一塁に向かって一直線で走り、左足でベースの右手前あたりを踏みます。その後、右方向へ走り抜けてスリーフットラインの外側に出てから状況を確認します。内側にいてタッチアウトされないように注意しましょう。打球がゴロで外野に抜けたら、外にふくらんでななめに一塁ベースに入ります。こうするとスピードが落ちにくいです。


ランニング

スタートのきり方


バッターがピッチャーの玉を打ち、打球が飛んだら、バッターはランナーになり、全力で一塁へ向かいます。内野ゴロでも、すばやくスタートをきれば送球より早く一塁ベースをふむことができます。どんなゴロでも全力で走ればセーフになることもあります。良い当たりをしても打席内でもたついているとアウトになってしまいます。バットを振り切るときは左足に重心がかかっていることが重要です。左足を踏ん張るようにして右足でスタートをします。バットから手を離して全力で一塁へ向かいます。ここで注意しなければならないことは、バットを振りきらず走り出す「逃げ打ち」はしないようにしましょう。少しでも早くスタートをきろうとするとバットにボールが当たった瞬間に走り出すクセがつくとバッティングフォームがくずれてしまいます。



ground少年野球

野球合宿

〒369-1802
埼玉県秩父市荒川上田野1743-1
TEL.0494-54-0963
FAX.0494-54-0963

inserted by FC2 system